[第1章:HTMLの基本を学ぶ 08] 画像を表示しよう!(<img>タグの基本と注意点)

こんにちは!
今回は、Webページに画像を表示する方法についてお話します。
画像は、ページのデザインを華やかにするだけでなく、情報をわかりやすく伝える手段としてもとても重要です。
HTMLでは、<img>
タグを使うことで簡単に画像を表示することができます。
画像の挿入方法から実務で役立つ注意点まで、丁寧に解説しますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
1. 画像を表示するタグ:<img>
HTMLで画像を表示するには、<img>
タグを使います。
このタグは単独で使われ、終了タグは必要ありません。
基本の書き方
属性の意味
src
画像のURL(ファイルの場所)を指定します。
例:src="image.jpg"
ローカルに保存した画像や、Web上の画像を指定可能です。alt
代替テキストを指定します。画像が表示されない場合に、このテキストが代わりに表示されます。
また、スクリーンリーダーを使用する人にも内容が伝わるので、アクセシビリティの観点で重要です。
2. 実際に画像を表示してみよう
以下のコードを試して、画像を表示してみましょう。
ブラウザで確認
- 上記コードを保存し、
example.jpg
という画像を同じフォルダに用意してください。 - ブラウザで開くと、画像が表示されます。
3. 実務で使えるポイント
1. 画像サイズを調整する
画像のサイズは、HTML内で指定できます。
width
とheight
属性を使うと簡単に設定できます。
- おすすめ:CSSでサイズを指定すると、デザインの一貫性が保ちやすくなります。
2. 外部の画像を利用する
Web上の画像URLを直接指定することも可能です。
- 注意:外部画像を使う場合は、画像が突然削除されるリスクがあるため、自分のサーバーに保存する方が安全です。
3. Webに最適化された画像を使う
- 画像のファイルサイズが大きいと、ページの読み込みが遅くなります。
- JPEG形式は写真に適しており、PNG形式はロゴやアイコンに向いています。
4. 画像を使うときの注意点
1. ファイル名は分かりやすく!
- 例:
example.jpg
やlogo.png
のように、内容が分かる名前を付けましょう。
2. 代替テキスト(alt属性)は必ず記入
- alt属性は、SEOやアクセシビリティの面で非常に重要です。
- 例:商品ページなら、商品名や簡単な説明を記載します。
3. 画像の配置やスタイルはCSSで調整
- HTMLでは画像を挿入するだけにし、見た目の調整はCSSで行うとコードが整理されます。
5. 画像のリスト表示例
次回の記事で紹介するリストと組み合わせると、以下のようなギャラリーが簡単に作れます。
リストと画像を活用すれば、商品一覧やフォトギャラリーなどの作成に役立ちます!
6. 次回の予告:リストを作成して情報を整理しよう
次回は、情報を整理するのに便利なリストの作り方を学びます。
<ul>
タグ(箇条書き)と<ol>
タグ(番号付きリスト)を使いこなして、内容をスッキリ見せる方法を解説します!
7. まとめ
今回は、HTMLの<img>
タグを使った画像の表示方法を学びました。
画像はWebページのデザインやユーザー体験に大きな影響を与えるため、正しく活用できると良いですね。
まとめポイント:
<img>
タグで画像を表示alt
属性で代替テキストを必ず記入- 画像サイズや形式に気を配る
次回は、「リストを作成して情報を整理しよう(<ul>と<ol>の使い方)」をテーマに、箇条書きや番号付きリストの活用方法を学びます。
一緒にさらにステップアップしていきましょう!